仕事が多すぎてパンパンに!あなたを手助けする対処法3選!

仕事の進め方

 

仕事って毎日毎日わいてきますよね。

 

「やっとこの仕事が終わった・・・!

 

と思ったらもう次の仕事が待っているものです。

 

不思議ですね。

 

その業務の経験年数が長くなったり、役職が上がると任される仕事も多くなります。

あれもこれも・・・と引き受けて仕事をこなしていると、テンパってくるとき・・・ありませんか?

 

こんなにたくさん仕事できないよ!

新しい人を雇ってくれないかな。

毎日終電まで仕事で、もう限界!

 

そんな思いでいっぱいになったら危険信号です。

 

物理的にたくさんの仕事を抱えていて、頭も心もパンクしそう!

 

そんなときに乗り切るおすすめのコツを紹介します。

無理せず、自分を大切にすることも必要ですので、お役に立てていただけると幸いです。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

「仕事が多すぎる」と感じたら、一人でなんとかしよう思わない

 

任された仕事がどんどん多くなってきて、パンパンになる現象。

 

一度は経験された方も多いのではないでしょうか?

 

なぜ仕事が多すぎる、いわゆる「業務過多」になってしまうのでしょうか。

 

自分では気づかないうちに頑張ってしまう

企業、とくにITベンチャー系は少ない人数で会社を回していることが多いです。

 

別の部署の仕事を手伝ったり、一人で何役もこなしたりするのも当たり前。

周りの人間も忙しいので、自分がどんなに業務を抱えていても

 

「それが自分に与えられた仕事だから」

 

と、一人で黙々とこなすことも多くなります。

 

ゆうこ
ゆうこ

私も昔働いていたベンチャー企業では、終電ギリギリまで仕事をしていたわ。

最終電車に飛び乗って帰宅して、赤ワインを飲んで寝落ちして、翌日シャワーを浴びて出社の日々だったのよ。

 

けいいち
けいいち

そうだったんですね。

ライフワークバランスなんて、なさそうですね

 

そういった生活を半年も続けていたら、身体はクタクタだし、好きなことをゆっくりやる時間もありません。

 

精神的にはだいぶ疲れててしまいます。

 

それでも頑張る人が多いのは、こう信じているからではないでしょうか。

 

「いつかは頑張りが認められる。」

「いつかは業務が落ち着いてここまで忙しいことはなくなる。」

 

しかし、この考えは根拠のないものです。

ただ待っているだけでは、何も変わらないのです。

 

会社は自分から声をあげないと届きません。

 

社員の人数が少ない会社であれば、目も行き届き、あなたの忙しすぎる状況に気づく人もいるかもしれません。

 

しかしながら、規模が大きくなってくると一人ひとりはどうしても埋もれてしまうのです。

 

人事はどのように残業時間を見ているのか

会社って従業員の労働時間を見てくれないの?

 

そう思われるかもしれません。

 

一般的に人事部門が、社員の残業時間を管理していることが多いですよね。

でも毎日毎日、一人ひとりの勤怠状況を細かくチェックしてるかというと、そうでもありません。

 

人事はわりかし忙しいです。

 

採用業務に社会保険業務、給与計算に組織作りに、評価制度に、契約更新管理に・・・と担当する業務が幅広く、日々やることに追われています。

 

あなたの会社の人事も、たぶん忙しいです。

 

よほど人員に余裕がある会社しか、社員一人ひとりに行き届いた勤怠管理はできません。

 

会社によりますが、残業は『月に30時間まで』とか『月に40時間まで』と会社独自にルールを定めていることが多いです。

 

労働基準法では、月の残業時間は45時間までしかさせてはいけないことになっています。

 

45時間以上残業をしている人を出さないことが目的になります。

 

また、過労死の判断基準として、以下の2つがあります。

  • 1ヶ月間の残業時間が100時間を超えている
  • 2〜6ヶ月間の平均残業時間が月80時間を超えている

 

この基準を人事は念頭に置いています。

 

毎週、20時間を越えた人、30時間を越えた人・・・とチェックしていき、該当者を定期的に報告します。

 

そして毎月の勤怠を締めるときにその月の全部の残業時間をチェックし、残業が特に多い人は上司や幹部に報告をして対策を求めます。

 

人事の仕事は以上です。

労働基準法で定められた時間内に社員の残業をおさめることができれば、任務完了なのです。

 

人事は上司に向けてアラートを出したり、その人に声がけを行ったりします。

しかし、実質的に部下の残業を減らす努力をするのは人事ではありません。

 

では、誰でしょうか?

 

そうです、上司の役割です。

 

部下の残業を減らすために、動くか動かないはその上司次第です。

 

必要があれば人事が面談をしますが、どう改善したらいいかの具体策までは人事は持ち合わせていません。

なぜなら、人事はその人の業務の細かいところまでは把握できないし、効率化の提案はできないからです。

 

業務を良く知り、改善策が打てるのは同じ部署の上司なのです。

 

周囲に素直に甘えることも大切

いつかはこの努力が報われる日がくるはず・・・。

一人で思っているだけで毎日終電まで作業していても、本当に何も変わらないのです。

 

「あの人あんなに遅くまで残って、仕事が好きなんだな」

「家に帰りたくないのかな。」

 

もしかしたら周りからそんな風に思われているかもしれません。

 

上司によっては部下の管理は建前だけで、よく見ていない人もいます。

 

いつか気づいてくれるという考えは捨ててしまいましょう。

 

頑張りが気づいてもらえないならどうしたらいいか・・・。

 

1つの方法としては、信頼できる社内の人間に現状を打ち明けることです。

 

仕事が多すぎて、正直もう辞めたいと思っていること。

 

仕事が多すぎていっぱいいっぱいの時、頭は正常に働きません。

 

「誰かに相談する」ということがスッポリ抜けている可能性があります。

 

相談をすると、話が回って会社側が動いてくれるかもしれません。

仕事量を調整してくれたり、新しい人を入れたりと対策をしてくれる可能性があります。

 

ただここで注意したいのは相談する相手とタイミングです。

 

同僚に愚痴っぽく言ってもまともに取り合ってもらえない可能性が大です。

できれば上司、よその部署の上司や先輩に相談してみましょう。

 

ゆうこ
ゆうこ

深刻そうに疲れた顔で相談してみるのがポイントよ。

けいいち
けいいち

真面目に相談に乗らなきゃ!って思いますね。

 

部下の悩みや問題を解決するのは、上司の仕事です。

 

自分でなんとかしようと気負わなくていいのです。

 

社員を大切にしている会社なら、きっと動いてくれるはずです。

 

仕事が多すぎにならないように、切り捨てる業務を見分ける

 

業務を切り捨てる・・・?

 

「やるべき業務をやらなかったら、怒られるんじゃないの・・・?」

 

そう思いますよね。

 

でも会社も鬼ではないのです。

 

身体を壊してまでやれ!というのは今や完全なブラック企業。

 

一番大切なのはあなたの健康です。

 

あれもこれもといつも自分で抱えていては、1週間経っても半年経っても状況は変わりません。

 

優先順位を立てたって、その日のうちに終わるとは限りません。

突発的な業務や、もしかしたらクレームの電話をとっちゃって1時間奪われた・・・なんてこともあるでしょう。

 

ではどうすればいいか。

 

答えは簡単です。

 

直近でやらなければいけない業務以外は切り捨てます。

 

どうしても今日・明日で終わらせないといけないことに集中しましょう。

 

長期で行うものは、時々ちょっと進めて、こまめに上に報告しましょう。

 

「今週は●●と××の業務で8割ほどの時間を使ったので、30%までしか進みませんでした。

来週は▲▲の仕事が急ぎで入っており、進みは遅いと思います。」

 

というように、進捗報告を自分からしていれば上司も安心・納得してくれます。

 

ゆうこ
ゆうこ

具体的な数字を入れるのがポイントよ!

なんとなくこのくらい・・・という数値で大丈夫!

 

けいいち
けいいち

適当な数字でも、なんだか説得力がある感じがしますね。

 

何も報告なく作業を進めていると、上司が不安になります。

 

またはその逆もあります。

「何も言ってこないということは順調だろう」と思われてしまうかもしれません。

 

必要な業務に集中して、自分の環境を整えていきましょう。

 

仕事が多すぎて精神的な余裕がないし動けない!そんなときは?

 

人間は残業が続くと頭の回転が鈍り、正常な判断ができなくなります。

 

誰にでもなりうる状況です。

 

大事なのはあなた自身です。

 

あなたの心と身体を壊さないために、自分を「俯瞰(ふかん)」して見るクセをつけましょう。

 

  • 毎日毎日、多すぎる仕事を抱えてアップアップしている自分
  • 死んだ目をして遅くまで会社に残って仕事をこなしている自分。
  • 一生懸命に頑張っているのに、なかなか報われない自分。

 

あなたの姿が客観的に見えてきたでしょうか?

 

今度はその「あなた」を、自分の「大切な人」に置きかえてみましょう。

 

恋人でもいいし、親友でもいいです。

自分の子どもに置きかえてみてもいいですね。

 

どうでしょう。

 

「何もそんなに頑張らなくても。」

「もうちょっと手を抜きなよ。」

 

そう思ってきませんか?

 

ゆうこ
ゆうこ

今なら、過去のいっぱいいっぱいの自分のことがよく見えます。

毎日終電までほんとによくやってたなー、私(笑)

 

けいいち
けいいち

過去の自分を思いっきり褒めてあげたいっすね!

 

会社は頑張りすぎる人が評価をされるのではなく、結果を残す人が評価をされます。

 

多少タスクがもれていてもミスをしても、結果と人柄で上の印象も決まる傾向があります。

 

だから、そんなに完璧に頑張らなくても大丈夫です。

 

声を上げましょう。

 

人間味のある会社なら、きっと声が届くはずです。

 

仕事が多すぎてパンパンに!あなたを手助けする対処法3選! まとめ

 

●人に相談して声をあげよう。

対策は会社が考えてくれる。

自分でなんとかしようと思わなくて大丈夫!

 

●いらない仕事は勇気をもって切り捨てよう。

切り捨てた理由を上司に細かく報告しよう!

 

●余裕がなくなったら自分を客観的に見てみよう。

「この状況ひどいな」と思ったら動いてみよう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

それではまた次回!

 

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