「初めまして。●●会社の××と申します。」
そう言って名刺を交換するやりとり、ビジネスパーソンであればやりますよね。
この名前が書かれた小さい紙を、なぜ「名刺」というのでしょうか?
「名前を『刺す』なんて、ずいぶん物騒だな~」
そう思いませんか?
今回は「名刺」の由来について調べてみました。
名刺の由来を知る前に・・・。名刺の役割とは?
名刺とは、その人の所属や身分を記した紙です。
カードサイズの小さな紙に、会社名や氏名、職業やメールアドレスなどの連絡先が書かれています。
このカードさえ手元にあれば、その人の名前を忘れてしまったときや、連絡がとりたくなったときにすぐにわかります。
ビジネスでこれからお付き合いしていくには、関係を維持するために必要不可欠なものですね。
名刺の由来は?
もちろん、「名前をぶっ刺す」とか、そんな物騒なものではありません。
名刺の由来は古来の中国にあります。
唐の時代の中国では、訪問した先の家が留守だったときに、竹や木に名前を削って記しました。
「来たよ~。でも、あんたはいなかったよ~。」
という証しを残していたのです。
一説によるとその竹や木を、門のどこかに「刺した」そうです。
それを「名刺」と呼ぶようになり、日本に伝わり、そのまま氏名が記されたものを「名刺」と呼ぶようになったそうですよ。
名刺の由来は?なぜ「名刺」というの? まとめ
今回は名刺の由来について調べてみました。
●名刺とは「その人が何者なのか』が記された紙のこと。
●名刺の由来は、訪問した先の家が留守だったときに、竹や木に名前を削ってそれを玄関先に刺してたから。
名刺の歴史は、意外と古いのですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!